ご存知のように、2020年に内閣総理大臣が菅氏に変わり、スマホの通信料金が下がりました。
ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアがahamo等の低料金の新プランを導入したのは記憶に新しい所だと思います。
例えばドコモのahamoなら、20GBの通信プランで月額税込み2,970円です。
従来であれば、例えばソフトバンクのギガモンスターなどは、20GBの通信プランで月額約6,000円でしたので今や半額です。
スマホ通信料金が安くなった今、人によっては、自宅に光回線(wifiルーター)を整備せずにスマホのテザリングを使った方が家計の通信費を抑えられます。
テザリングとは、主にスマホの通信容量を使って、パソコン等をインターネットに接続させること
スマホの通信料金は下がっても光回線の料金はそのまま
上記の通り、スマホの通信料金は下がりましたが、光回線の月額料金に変化はありません。
光回線の月額料金は平均すると、戸建てで約5,200円、マンションで約4,200円あたりが相場のようです。
自宅に光回線を引くか、引かずにテザリングを使うか
例えば夫婦のみの家庭の場合、使い方は下記の2パターンがあると思います。
- 2人とも外ではスマホを使い、自宅ではwifiを使う
- 2人とも外ではスマホを使い、自宅ではスマホのテザリングを使う
今は大人は誰でもスマホを持っている時代なので、外出中はスマホの回線を使います。いずれにせよスマホの通信料金はかかりますが、ポイントは外出中と自宅のトータルでの固定費です。
前者のパターンの場合、仮にスマホの通信容量を3GBと少なく見積もっても、
(スマホ通信料金1,000円×2人)+自宅光回線料金4,200円~5,200円=6,200円~7,200円
程度はかかると思われます。
そもそも本当に自宅の光回線は必要か
なんとなく「自宅にwifiは必要でしょ」と考えている方も多いと思います。
しかし、家族構成やライフスタイルによっては、自宅にwifiは要らないケースもあると考えます。
例えば下記のようなケースがあてはまるのではないでしょうか。
- 一人暮らし
- 夫婦のみ
- 夫婦と小さな子供のみ
家庭の構成人数が少なければ、すなわちスマホの台数が少ないということです。台数が少なければ、1GB当たりのスマホ通信料金が安くなった今、スマホの固定費も安くなります。
筆者は新築を建てた後、一度は光回線の導入を検討しました。しかしその固定費の高さと、実質的な最低使用期間の縛りが有ることが嫌でした。(家族構成は夫婦と未就学児の3人です)
検討した結果、結局光回線を引かず、夫婦2人がそれぞれ10~20GBのスマホ通信プランを契約して、自宅でパソコン等を使う時はテザリングを利用しています。
結果的に、家計全体の通信費は月額5,000円程度に抑えることが出来ました。
万が一、通信容量をオーバーして速度制限がかかってしまうと非常に割高な追加容量を購入する羽目になるので、少し多めの容量を選択しています。
また、これも何ヶ月か使う内に大体の平均使用容量が把握できるので、場合によってはさらに家計の通信費を抑えることも出来ると考えています。
ただしテザリングを利用するこの方法は、スマホを持っている人数が多い、または日常からオンラインゲームをがっつりやる人がいる、などのご家庭には合わないので注意が必要です。(容量をすぐに使い切ってしまったり、オンラインゲームでは安定していてかつ強固な回線が必要だから)
(まとめ)ライフスタイルに合わせて固定費を見直す
当記事のテーマは固定費の削減です。
しかし一番お伝えしたい事は、自分のライフスタイルに合ったお金の使い方を模索することです。常識を疑い、自分が納得するスタイルを探すことが大切だと考えています。
何か一つでも参考になれば幸いです。
good luck!
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