3つの条件とは
PayPay等のコード決済のポイントキャンペーン、スーパーで特定の商品を買うとポイントが上乗せされるキャンペーンなど、世の中にはポイントキャンペーンが溢れています。
今回は、買い物で生活費を下げるための考え方を実例で紹介します。
①抽選ではなく、必ずもらえるキャンペーンのみ使う
まず、実行すれば必ずもらえるものだけを使いましょう。
実例として、今月開催中のPayPayと花王のコラボキャンペーンを紹介します。
時間は有限です。抽選のキャンペーンに申し込むのも当然時間というコストを使います。当たるかどうか分からないものに時間を使うよりも、確実に効果があるものだけを使いましょう。
②金額のインパクトが大きいものだけを使う
スーパー等における、一般的なポイント還元率は購入金額の約0.5%です。
購入価格に対するポイント還元率は平均0.6%、中央値は0.5% (2019年スーパーマーケット年次統計調査報告書より)
よくお店ののぼり旗に「今日はポイント3倍デー!」などと宣伝されていますが、購入金額1,000円に対して、通常5円相当のところ15円相当のポイントが付くだけです。
率にすると1.5%。お店側としては「今日は1.5%引きだよ!」と言うよりは「今日はポイントを3倍にしてあげるよ!」と言ったほうが消費者心理に訴えやすいからですが、冷静に考えると1.5%引きって言われても魅力に欠けますよね。
ですが昨今、特にコード決済を扱う事業者間でシェア争いが激化しています。PayPayやメルペイ、auペイなど、〇〇ペイというものが多いですね。
政府のキャッシュレス決済推進政策で2020年6月まで中小事業者でキャッシュレス決済をすると5%又は2%が還元されたのは記憶に新しいところですが、〇〇ペイ等のスマホによるコード決済は普及し始めてまだ歴史が浅く、事業者は消費者を囲い込むために大赤字覚悟で大々的なキャンペーンを次々と実施しています。
今回紹介しているキャンペーンも、一回あたり税込み1,000円以上花王の商品をPayPayで支払うと、約1~2か月後にPayPayボーナス(チャージ残高のこと)が40%分返ってきます。これが期間中2回まで出来るので、実質的には2,000円×40%=800円分返ってきます。
一般的なポイント還元率が0.5%に対して40%です。文字通りケタ違いです。金額のインパクトが大きいこのようなキャンペーンは積極的に使いたいところです。
③結局買うものだけにすること
いくら必ずもらえて、金額のインパクトが大きいからといって、要らないものを買うのは本末転倒です。結局買うことになる日用品で使えるのがベストと考えます。
その点、このキャンペーンの対象商品は日本の日用品メーカーの王者とも言える花王の商品ですから文句無しです。
写真の通り、筆者は近くのスギ薬局で洗剤のアタックをまとめ買いしました(税込み360円×3=1,080円)。
まとめ
事業者間の熾烈な顧客の奪い合いという背景の中、消費者にとっては大きなメリットがあるポイントキャンペーンが数多くあります。
上手く活用して生活費削減に努めたいですね。
参考になれば幸いです。
Let’s make our dreams come true!
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